Hey! Say! 7のメンバーが週替わりでパーソナリティーを務めるラジオ「Hey!Say!7 UltraJUMP」(文化放送)1月4日放送回は、山田涼介がパーソナリティー担当だった。

11月に放送された「ベストアーティスト2017」で、事前に中島裕翔が「JUMPをやめたい」とメンバーに伝え、山田だけが本番まで嘘だと知らされていないという「ドッキリ」企画が行われた。

脱退の申し出を聞いた山田が「やっぱりやめてほしくない。俺らは家族みたいなもんだから、1人が抜けたらHey! Say! JUMPじゃなくなるし、このメンバーだからHey! Say! JUMP。9人で1つだと思ってるし、夢は1人で追うより9人で追った方が楽しいんじゃないかな」と中島に語りかけて引き止め、仕掛け人だったメンバーも涙を見せるという一幕があった。

「頭真っ白になって、どうやって引き止めようって」

この山田の言葉を聞いたリスナーから、「感動してテレビの前で泣いた」とのメールが寄せられた。

山田は「俺こんないいこと言ったっけな?あんま記憶ないっすね」と照れ隠ししつつ、当時を振り返り始める。

「あの日は他の仕事をしてまして、JUMP全員でね。マネージャーさんに呼び出されて、何だろう、あんまりマネージャーさんに全員が呼び出されることないので、何かあったのかなと思いつつも行ったら、裕翔が脱退したいという風に話を聞きまして」

誰かが脱退することは「考えたことなかったし、考えたくもないし、考えるだけ無駄だなっていう風に思ってた」という山田。そこに来て中島からの「やめたい」という言葉に、大いに焦ったようだ。

「普段の僕だったら怒鳴り散らすだろうなとか、言い方悪いけど殴ってでも止めるぐらいの勢いで接するだろうなと思ってたんですけど、いざああいう風になると頭真っ白になって、ほんとにどうやって引き止めようっていう方に行くんだよね、怒りとかよりも」

「深く考えないで、テレビのドッキリだから」

ドッキリでは、深刻になりすぎないよう、八乙女光が「俺らは巨人みたいなもんだから、JUMPは永久に不滅だと思うし」などと場違いなことを言う役を担っていたが、山田は「どちらかと言うと怒りの矛先は八乙女光に向いてたね」と打ち明ける。

放送されたのは短時間だったが、実際は40分ほど話し合っていたそう。「その中で八乙女さんが『河童の川流れがどうのこうの』とか言ってるんですよ、随所随所に」

山田は「僕一回プチン来て、『うるせーよ』っていう言葉を発してるんですけど」と告白。「明らかにこの人何言ってんだろって感じだったの。うるせーよってみんなでも言うと思う」と、当時の八乙女の異様さを訴える。

さらに「伊野尾ちゃんとかもせんべいバリバリ食ったりとか、こいつらどうかしてるぜって本気で思ってたの俺は。ここは俺がしっかりしなきゃなって思って」と、伊野尾慧も仕掛け人として無神経な言動をしていたと明かした。

一方、「(高木)雄也とかもすごいいいこと言ってたり、薮(宏太)ちゃんもすごい引き止めたりしてたんだけど」と真面目なメンバーもいたそうで、それが山田に「脱退」を信じ込ませる一因となっていたのだろう。

今回のドッキリを仕掛けられたことについては、「普段考えることがないからこそああいう局面に立たされると学ぶこともあるし、『ほんとに好きなんだなこのグループが』とも思えるし、ほんとにいいきっかけになったなと思ってる」と語る山田。

視聴者からは否定的な意見も多く上がったドッキリだったが、「皆さんも深く考えすぎたりとか、僕のこと心配とかもちろんしてくれてると思うけど、そんなに、あの、テレビのドッキリ、ぐらいの感覚で思ってもらえたらなと思います」「今後二度とあのようなドッキリはないと思いますのでご心配なく、ということですかね」とフォローしていた。

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