2月12日深夜放送のラジオ「KinKi Kidsどんなもんヤ!」(文化放送)は、堂本剛がパーソナリティー担当だった。

漫画雑誌「イブニング」で、1月23日から新連載「金田一37歳の事件簿」がスタートした。

「金田一少年の事件簿」の主人公・金田一一が大人になってからのストーリーで、剛がドラマ「金田一~」で初代の一役を務めたこともあり、ネット上などでは連載開始早々、剛を主演に据えての実写化に期待の声が上がっていた。

リスナーからも、「金田一37歳の事件簿という漫画の新連載始まりましたね。この話を聞いて真っ先に剛くんが思い浮かびました」とのメールが寄せられた。

「芝居が得意ではない」と告白

剛は「始まっとんなぁと思ってましたわ。もう謎は解きたくないとぼやくしがないサラリーマンの金田一37歳、ちょうど僕ですね。もう本当に解きたくない。何十何ページ入らへんし」と、実写化への期待の声を知ってか、ちょっとうんざりした様子だ。

37歳の一は長髪で、ちょうど今の剛とかぶる部分もあるが、剛は「僕髪切るんでね、仕事で」「金田一髪長いんですけどねぇ、切っちゃうからなぁ。まあそれでもよければって感じもありますけど」と、髪を短くする予定があるとサラッと明かす。

さらに演技について、「僕やっぱり何か芝居してるっていうのが、好きじゃないって言うと語弊あるけど、得意ではないな、メンタル的に」と告白。

映画など撮影期間が短い作品なら「パパパパパっとやって、そこだけ集中して、お疲れっしたーお疲れっしたー、なかったことーみたいな感じでできるんでいいと思うんですけど」という。

昨年6月に左耳の突発性難聴と診断された剛は、「今は耳のこともあるしな。左から『一ちゃん』って言われても聞こえてない可能性があるからな。無視するっていう、初めて」と、冗談交じりに撮影の難しさを訴えた。

実写化の話は受けたくないという空気を全面に出す剛だが、一方で「これ原作の方はどうなんですか?狙ってきました?僕、当ててきてます?」と、自分を意識した作品かどうかは気になっている様子。

自分でも37歳の一と似た部分があると感じているようで、「当ててこられてるなら、僕も何とかして応えなければいけなくなってくるよね。こんだけ当てられてたら」と、「もし当て書きなら実写版の一をやらないこともない」ような発言も飛び出す。

「折角やから僕読もっかな」と、これから連載を読むと宣言しつつ、「まあまあ、原作の方が別にそういうつもりで描いたんでも何でもないんですけどっていう話やったら、もう全部話終わるんですけどね」と、これだけ盛り上がって自分とは無関係だったら…という想像で笑わせていた。

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