NEWSの手越祐也が6月26日放送のラジオ『テゴマスのらじお』で自身のターニングポイントとなった曲を明かし、当時の心境を語った。

この日の放送では401回目の放送を迎える同番組を記念して、手越と増田貴久が思い入れのある曲をリクエストする企画が行われた。

手越はNEWSの6枚目のシングル『星をめざして』をリクエスト。手越は「ずっとサッカー部でレギュラーで、サブに落ちたことないの。勉強でもなんでも」と切り出し「ジャニーズに入って、一番歴短い、歳下、人気ももちろん一番ない、ストレスしかなかったの、最初のころ」とグループ結成時の心境を語った。

当時NEWSは9人体制で、他のメンバーや、特に山下智久の人気がすごかったことを語った手越は「でもやっぱり俺負けず嫌いだから、この差をどんどん埋めていかなきゃいけないの、実力もそうだし、経験もそうだし。自分はやっぱり武器が歌しかなかったから、歌割りを増やしてテレビに映る機会を増やしていかないと絶対に追いつくことはできなくて」と回顧。だが、CDの歌割りは山下らが多かったと語り「当たり前だよね人気あるから。でも歌が一番自分の差を埋められる場所なのに歌割りもらえないわけよ」と振り返った。

目立つ方法がなかったという手越だが、悩んだ結果、「こうなったら手越に歌わせなかったらNEWSの楽曲ってよくならないよねってくらい差をつけるしかない、と思って、そこからずっと学校帰りに自分でお金払ってボイトレ通ってたんだけど」と努力していたことを告白。さらに『星をめざして』は映画『ハッピーフィート』の日本語吹き替え版の主題歌だったことを明かし「僕が日本語吹き替え版の主演をやって。俺が吹き替えやってるから、そこで初めてちゃんとしたおいしい歌割りがもらえたの」と語った。

それを機に歌番組でワンショットで映ることが増えたと語り「ドキドキしたけど、やっと一個の壁を乗り越えた、って。やっぱり映れば、手越ってある程度歌えるんだな、ってなってくれるかなって思って頑張ってたの」と回顧。最後は『星をめざして』について「楽曲としてももちろん好きだけど、NEWSの自分の立ち位置としてもちょっと変えられた曲」と自身のターニングポイントになった曲であることを明かした。

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