自民党の河野太郎衆議院議員が8日、自身のX(旧Twitter)を更新し、鈴木馨祐法務大臣が打ち出した「不法滞在者ゼロプラン」について言及し、「与党としても積極的に後押ししていきます」との考えを示した。
不法滞在者ゼロプランは、法務省が、ルールを守らない外国人を速やかに我が国から退去させるための対応策として、「入国管理」「在留管理・難民審査」「出国・送還」の3つの段階に分けて策定した包括的な施策。5月23日の閣議後記者会見で鈴木法務大臣が正式に発表した。
会見で鈴木大臣は「昨今、ルールを守らない外国人に係る報道がなされるなど国民の皆様方の間で不安が高まっている状況があります。そうした状況を受け、そのような外国人への対応が強く求められるということを認識しています」などと語っていた。
河野氏はXで「不法滞在者ゼロプラン」の詳細を述べたうえで、「『ゼロプラン』については、すでに法務大臣から指示が出されており、入管も組織一体となって全力で作業にあたっています」と説明。
そのうえで「好ましくない外国人の来日を未然防止するためには、査証審査の厳格化や査証免除の停止が必要ですが、現在、査証業務は外務省の管轄になっています」と指摘し、「近年、外務省の査証業務は治安面を軽視しすぎています。これだけ外国からの訪日者が増えたのですから、査証業務を入管に移すべきだと思います」などと持論を展開した。
一方で、「偽装難民には厳しく対応する必要がありますが、他方で、世界的に増えている難民の受け入れについては国際的な責任を果たす必要があります」とも述べ、一例としてタイやマレーシアに避難している難民のうち、一定数を日本に受け入れる「第三国定住」の拡充も求めた。
河野氏は最後に、「『ルールを守らない外国人により国民の安全・安心が脅かされている社会情勢に鑑み、不法滞在者ゼロを目指し、外国人と安心して暮らせる共生社会を実現する』との法務大臣の決意を、与党としても積極的に後押ししていきます」と締めくくった。
河野氏の投稿に対し、Xユーザーからは「頑張ってください」「不法滞在者ゼロは言ってみれば当たり前のこと」「公約ではなくすぐにやってください」といった声が寄せられている。
不法滞在者ゼロプランは、法務省が、ルールを守らない外国人を速やかに我が国から退去させるための対応策として、「入国管理」「在留管理・難民審査」「出国・送還」の3つの段階に分けて策定した包括的な施策。5月23日の閣議後記者会見で鈴木法務大臣が正式に発表した。
会見で鈴木大臣は「昨今、ルールを守らない外国人に係る報道がなされるなど国民の皆様方の間で不安が高まっている状況があります。そうした状況を受け、そのような外国人への対応が強く求められるということを認識しています」などと語っていた。
河野氏はXで「不法滞在者ゼロプラン」の詳細を述べたうえで、「『ゼロプラン』については、すでに法務大臣から指示が出されており、入管も組織一体となって全力で作業にあたっています」と説明。
そのうえで「好ましくない外国人の来日を未然防止するためには、査証審査の厳格化や査証免除の停止が必要ですが、現在、査証業務は外務省の管轄になっています」と指摘し、「近年、外務省の査証業務は治安面を軽視しすぎています。これだけ外国からの訪日者が増えたのですから、査証業務を入管に移すべきだと思います」などと持論を展開した。
一方で、「偽装難民には厳しく対応する必要がありますが、他方で、世界的に増えている難民の受け入れについては国際的な責任を果たす必要があります」とも述べ、一例としてタイやマレーシアに避難している難民のうち、一定数を日本に受け入れる「第三国定住」の拡充も求めた。
河野氏は最後に、「『ルールを守らない外国人により国民の安全・安心が脅かされている社会情勢に鑑み、不法滞在者ゼロを目指し、外国人と安心して暮らせる共生社会を実現する』との法務大臣の決意を、与党としても積極的に後押ししていきます」と締めくくった。
河野氏の投稿に対し、Xユーザーからは「頑張ってください」「不法滞在者ゼロは言ってみれば当たり前のこと」「公約ではなくすぐにやってください」といった声が寄せられている。
今回、鈴木法務大臣より、不法滞在者ゼロを目指す「ゼロプラン」が出されました。…
— 河野太郎 (@konotarogomame) June 7, 2025