火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。(TBS系)』は、朱野帰子氏の同名小説が原作で、働くことの意味、働く上でどうしても直面する悩み、どの職場にもありそうな問題をテーマにした等身大のドラマだ。特にプロダクションには「ああ、こういう人いるね」という個性を集めているところからも、リアル感満載だ。Web制作会社で結衣(吉高由里子)のように、絶対に残業をしないで定時に帰ることは正直難しいのだが、結衣のような社内ポジションで、フラットな感覚で、頑張りすぎず、みんなに気を配り、新人や後輩を導き、時にいい人すぎるようにも思えるが、吉高は嫌味なく演じている。
仕事という切り口とは別に、ヒロイン結衣の恋愛も気になるところだ。婚約者の諏訪巧(中丸雄一)とはいよいよ同棲を開始し、結婚も秒読み状態。しかし、仕事が抜群にできるがワーカホリックで結納の席に現れず別れた種田晃太郎(向井理)が同じ職場に異動して結衣と再会。近い距離で自然と助けられたり、助けたりする関係になり、結衣と巧の関係も微妙に変化し始めている。
仕事という切り口とは別に、ヒロイン結衣の恋愛も気になるところだ。婚約者の諏訪巧(中丸雄一)とはいよいよ同棲を開始し、結婚も秒読み状態。しかし、仕事が抜群にできるがワーカホリックで結納の席に現れず別れた種田晃太郎(向井理)が同じ職場に異動して結衣と再会。近い距離で自然と助けられたり、助けたりする関係になり、結衣と巧の関係も微妙に変化し始めている。
巧とぴったり重なる、中丸雄一の無個性のような個性
巧は、種田とは全く違うタイプ。一流企業に勤めているが、どうやら定時に帰っている模様。仕事よりプライベートを大事にし、子ども好きでもあり結衣の先輩、賤ヶ岳八重(内田有紀)にも「絶対いいパパになるね」と太鼓判を押されるほど、周りの評判もいい。正式に親に紹介する日に仕事のトラブルで行けなくなってしまった結衣にも寛大で優しい。
結衣の父親世代は、男は家庭より仕事優先が当然という考えの持ち主だが、そんな父親不在が多い家庭を寂しいと思っていた結衣。料理上手で、結衣と一緒にキッチンに立って夕食を作ってくれる、男女平等な感覚を当たり前にもつ巧は、ある意味理想の恋人。誰に紹介しても恥ずかしくない相手だろう。
種田と対照的な巧は、中丸雄一と自然に重なる点が多く、ぴったりのキャスティングだ。長年第一線のアイドルでありながらアイドル的な個性は感じさせず、どこにでもいそうな普通っぽさだが、しっかり3高(高身長、高学歴、高収入)をクリアし、育ちが良さそうな空気をまとっている。エプロン姿で結衣に食事を作るシーンでは、得意のフルーツカットも披露しているが、普段から慣れているからこその自然体。淡々とした物言いも、無表情に見えるところも、実は自然体なのだ。「中丸君をキャスティングした人は神」「淡々とした演技が巧くんらしい」という声も多い。
結衣の父親世代は、男は家庭より仕事優先が当然という考えの持ち主だが、そんな父親不在が多い家庭を寂しいと思っていた結衣。料理上手で、結衣と一緒にキッチンに立って夕食を作ってくれる、男女平等な感覚を当たり前にもつ巧は、ある意味理想の恋人。誰に紹介しても恥ずかしくない相手だろう。
種田と対照的な巧は、中丸雄一と自然に重なる点が多く、ぴったりのキャスティングだ。長年第一線のアイドルでありながらアイドル的な個性は感じさせず、どこにでもいそうな普通っぽさだが、しっかり3高(高身長、高学歴、高収入)をクリアし、育ちが良さそうな空気をまとっている。エプロン姿で結衣に食事を作るシーンでは、得意のフルーツカットも披露しているが、普段から慣れているからこその自然体。淡々とした物言いも、無表情に見えるところも、実は自然体なのだ。「中丸君をキャスティングした人は神」「淡々とした演技が巧くんらしい」という声も多い。
「結衣ちゃんと巧くんにはシアワセになってほしい」の声
しかし、巧は、穏やかで優しい奥には、ちょっぴり頑固でこだわりの強い一面も持つ。同棲を始めて、結婚に向かって進むにしたがい、二人の考え方の違いが少しずつ見えてくる。例えば、結婚式のスタイルや規模、新居の家賃、家族の考え方、結婚後に仕事を続けるかどうか、餃子にラー油が必要かといった些細なことまで、価値観の違いに結衣は戸惑う。
そんな時に行きつけの中華飯店で、結衣と巧は種田と遭遇。酒に酔った種田は「今でも好きですよ」と結衣と巧の前で宣言し、二人は平静ではいられない。そして、「元カレと同じ職場に彼女が居続けるなんて」という同僚女性の言葉に刺激され、巧は結衣に嫉妬して責めてしまう。喧嘩して飛び出した結衣は中華飯店で種田と会い、酔いつぶれて種田におんぶされる始末。どんどん気持ちがすれ違う。
「理想的な夫に思えた巧が地雷化!」「種田さん、巧の携帯電話ぐらい調べればわかるから、連絡すべき」「険悪ムードになってしまったけど、結局結衣は巧と結婚するよね?」「やばい、種田さんと元サヤ?」「結衣と巧にハッピーな結婚をさせたい」。SNSでは巧と結衣を応援する声が多いが、「巧と一緒で結衣はシアワセになれるの?」「巧はいい人だけど、結衣の話に聞く耳を持たない」と種田推しの声も少なくない。それぞれの環境や価値観で視聴者の意見が違うのがまた面白い。
そんな時に行きつけの中華飯店で、結衣と巧は種田と遭遇。酒に酔った種田は「今でも好きですよ」と結衣と巧の前で宣言し、二人は平静ではいられない。そして、「元カレと同じ職場に彼女が居続けるなんて」という同僚女性の言葉に刺激され、巧は結衣に嫉妬して責めてしまう。喧嘩して飛び出した結衣は中華飯店で種田と会い、酔いつぶれて種田におんぶされる始末。どんどん気持ちがすれ違う。
「理想的な夫に思えた巧が地雷化!」「種田さん、巧の携帯電話ぐらい調べればわかるから、連絡すべき」「険悪ムードになってしまったけど、結局結衣は巧と結婚するよね?」「やばい、種田さんと元サヤ?」「結衣と巧にハッピーな結婚をさせたい」。SNSでは巧と結衣を応援する声が多いが、「巧と一緒で結衣はシアワセになれるの?」「巧はいい人だけど、結衣の話に聞く耳を持たない」と種田推しの声も少なくない。それぞれの環境や価値観で視聴者の意見が違うのがまた面白い。
巧と結衣の無邪気なイチャイチャにほっこり、胸キュン
花柄のファブリックの布団へのベッドインや、ハグやチューも、プロポーズのシーンも、なんとも可愛い理想のカップルだった巧と結衣。つつきあうじゃれ合いには、アドリブもありで、二人の可愛らしいイチャイチャぶりは、ドラマの癒やしにもなっている。
「イチャイチャ、おかわり!」「ふたりのイチャイチャが可愛すぎてほっこりした。何度もリピってる」「イチャイチャ見て妄想できる」「今回はイチャイチャイチャ度低めで残念」という中丸ファンも。人気アイドルのファンが共演女優に嫉妬することで時に共演女優に迷惑がかかることもあるが、中丸ファンはファンとして成熟しており、ラブシーンも歓迎する人が多い。以前、共演女優と食事したことを熱愛と報道された際は赤飯を炊いた人もいたことを思い出す。「イチャイチャが可愛い」のも、中丸雄一だからではないだろうか。種田と結衣だと、「イチャイチャ」「可愛い」という感覚ではないのは確かだ。
最終回が近づくが、雲行きが怪しくなってきた結衣と巧と種田の三角関係は今後どう展開するのか。果たして巧と結衣の可愛いウエディングシーンのイチャイチャは見られるのだろうか?今日も定時に帰ってドラマを見なければ。
(ライター/佐藤ジェニー)
「イチャイチャ、おかわり!」「ふたりのイチャイチャが可愛すぎてほっこりした。何度もリピってる」「イチャイチャ見て妄想できる」「今回はイチャイチャイチャ度低めで残念」という中丸ファンも。人気アイドルのファンが共演女優に嫉妬することで時に共演女優に迷惑がかかることもあるが、中丸ファンはファンとして成熟しており、ラブシーンも歓迎する人が多い。以前、共演女優と食事したことを熱愛と報道された際は赤飯を炊いた人もいたことを思い出す。「イチャイチャが可愛い」のも、中丸雄一だからではないだろうか。種田と結衣だと、「イチャイチャ」「可愛い」という感覚ではないのは確かだ。
最終回が近づくが、雲行きが怪しくなってきた結衣と巧と種田の三角関係は今後どう展開するのか。果たして巧と結衣の可愛いウエディングシーンのイチャイチャは見られるのだろうか?今日も定時に帰ってドラマを見なければ。
(ライター/佐藤ジェニー)