登山家の野口健氏が8日、自身のX(旧Twitter)を更新し、無自覚な登山者に対する救助費用請求の是非について持論を展開した。
野口氏は、中央日報が報じた「イタリアで『登山禁止』を無視して遭難…救助費として想定外の請求書」と題した記事を引用。
そのうえで、「日本も明らかな無自覚登山者には救助費用を請求すべき。国が主導して動かないと。富士山山麓では痺れを切らした市の首長達が声を上げましたが本来は国だろうに」と投稿。
さらに、続く投稿では、「このケースはイタリアがイギリス人の無自覚登山者に対し245万の救助費用を請求したとのこと。救助費用としては妥当ではないでしょうか。レスキュー隊は命懸けで救助に向かう。その事を忘れてはならない」と指摘。
また、「有料にしたら救助要請に躊躇してしまう」という山岳関係者の意見に対し、「むしろこれは逆で『少しは躊躇しろ』って話し。山岳関係者も無料レスキューに甘えすぎ」と苦言を呈した。
野口氏は山岳保険の存在についても触れ、「山岳保険もある。ヒマラヤでは決して安くはない保険に入ってから向かうわけです。エベレストは掛け捨てで30万〜60万円。リスクがあるのだから当たり前。払いたくなければ行かなければいいだけの話し。国内の山岳保険はそこまで高額ではないですし」と指摘。
最後に、「入山届を提出していなければ保険がおりないようにした方がいい。あとはココヘリでしょう。ココヘリも保険に入る条件にしてもいいのかもしれない。いつまでも無料ヘリに甘えているようでは情けないし、納税者は本気で怒った方がいい」とつづった。
野口氏は、中央日報が報じた「イタリアで『登山禁止』を無視して遭難…救助費として想定外の請求書」と題した記事を引用。
そのうえで、「日本も明らかな無自覚登山者には救助費用を請求すべき。国が主導して動かないと。富士山山麓では痺れを切らした市の首長達が声を上げましたが本来は国だろうに」と投稿。
さらに、続く投稿では、「このケースはイタリアがイギリス人の無自覚登山者に対し245万の救助費用を請求したとのこと。救助費用としては妥当ではないでしょうか。レスキュー隊は命懸けで救助に向かう。その事を忘れてはならない」と指摘。
また、「有料にしたら救助要請に躊躇してしまう」という山岳関係者の意見に対し、「むしろこれは逆で『少しは躊躇しろ』って話し。山岳関係者も無料レスキューに甘えすぎ」と苦言を呈した。
野口氏は山岳保険の存在についても触れ、「山岳保険もある。ヒマラヤでは決して安くはない保険に入ってから向かうわけです。エベレストは掛け捨てで30万〜60万円。リスクがあるのだから当たり前。払いたくなければ行かなければいいだけの話し。国内の山岳保険はそこまで高額ではないですし」と指摘。
最後に、「入山届を提出していなければ保険がおりないようにした方がいい。あとはココヘリでしょう。ココヘリも保険に入る条件にしてもいいのかもしれない。いつまでも無料ヘリに甘えているようでは情けないし、納税者は本気で怒った方がいい」とつづった。