登山家の野口健氏が21日、自身のX(旧Twitter)を更新し、自民党総裁選への立候補を表明した小泉進次郎農相の政策について苦言を呈した。
小泉氏は20日の会見で「観光も地方の基幹産業の1つです。2030年に外国人旅行者の数を6000万人に、消費額を15兆円に増やす目標の実現に向けて、インフラ整備や地方における受け入れ環境の整備、オーバーツーリズムの防止策を検討します」と語り、観光立国に向けた構想を明らかにしていた。
これに対し、野口氏は当該部分を切り取った動画を添付したユーザーのポストを引用し、「外国人観光客6000万人を目指す!そんな事をしたらこの国は確実に麻痺する」と持論を展開。
続けて「ブータンは外国人観光客から1日滞在するのに100~200ドルの滞在ビザ費がかかる。インバウンドは富裕層のみ。従って客層がかなり良いとのこと。さすがにブータンは極端ににせよ、日本もそちらの方向に舵をきるべき。人数だけをひたすら増やせばいいってものじゃない。私の事務所近所は『コンビニ富士山』で大迷惑。河口湖町の知り合いも『いつしか下品な町になってしまった』と嘆いていた。インバウンドを増やすのではなく半分ぐらいに抑制しその代わり富裕層を呼び込む方が良いのではないか」と、質を重視する方向性を訴えた。
最後に「というか、6000万人とは日本の人口の半分。狂気の沙汰としか思えない。ただ、おそらく何も考えないでお話しされている可能性も多々ありそうですので、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんが」と締めくくった。
この野口氏の投稿に対し、Xユーザーからは「キャパオーバー確実」「まぁ6000万は無理だと思う」「観光立国にするってのはそういうことです」「観光客数は1000万人くらいでも黒字化できるように、客単価を上げられないものでしょうか」「鎌倉とか京都とかはもう来てほしくないのでは」など、さまざまな声が寄せられている。
小泉氏は20日の会見で「観光も地方の基幹産業の1つです。2030年に外国人旅行者の数を6000万人に、消費額を15兆円に増やす目標の実現に向けて、インフラ整備や地方における受け入れ環境の整備、オーバーツーリズムの防止策を検討します」と語り、観光立国に向けた構想を明らかにしていた。
これに対し、野口氏は当該部分を切り取った動画を添付したユーザーのポストを引用し、「外国人観光客6000万人を目指す!そんな事をしたらこの国は確実に麻痺する」と持論を展開。
続けて「ブータンは外国人観光客から1日滞在するのに100~200ドルの滞在ビザ費がかかる。インバウンドは富裕層のみ。従って客層がかなり良いとのこと。さすがにブータンは極端ににせよ、日本もそちらの方向に舵をきるべき。人数だけをひたすら増やせばいいってものじゃない。私の事務所近所は『コンビニ富士山』で大迷惑。河口湖町の知り合いも『いつしか下品な町になってしまった』と嘆いていた。インバウンドを増やすのではなく半分ぐらいに抑制しその代わり富裕層を呼び込む方が良いのではないか」と、質を重視する方向性を訴えた。
最後に「というか、6000万人とは日本の人口の半分。狂気の沙汰としか思えない。ただ、おそらく何も考えないでお話しされている可能性も多々ありそうですので、あまり気にしなくてもいいのかもしれませんが」と締めくくった。
この野口氏の投稿に対し、Xユーザーからは「キャパオーバー確実」「まぁ6000万は無理だと思う」「観光立国にするってのはそういうことです」「観光客数は1000万人くらいでも黒字化できるように、客単価を上げられないものでしょうか」「鎌倉とか京都とかはもう来てほしくないのでは」など、さまざまな声が寄せられている。