5月10日のNHK BSプレミアム「ザ少年倶楽部」にてKing & Princeの平野紫耀と永瀬廉が、ジャニーズ事務所の先輩である浜中文一とのエピソードを明かした。

この日、平野と永瀬の二人が先輩の浜中を突撃する企画がオンエア。そのなかで、“浜中が関西ジャニーズJr.に鬼のように厳しい”らしいという噂が取り沙汰されたのだ。

すると浜中は、関西ジャニーズJr.出身の平野と永瀬に「それは、僕、分からないですけど。(二人は関西Jr.を)やってるとき、どうでした?」と質問する。

これに対し平野と永瀬は「めちゃめちゃ怖かったです」と声をそろえた。

といっても、常に厳しいというわけではなさそうで、ある「1日」に起こった出来事が平野と永瀬にトラウマを与えているらしい。

永瀬は「ガチで怖かったです。忘れもしないです。松竹座のほうで。マジでガチのやつ。何人か普通に泣いてました」と語り、関西ジャニーズJr.で定番となっている大阪松竹座の舞台で“説教”は起こったという。

浜中が「あれは、俺も初めてよ。あんだけ怒ったのは」と思い出すと、永瀬は「初めてあんなに怒ったのが僕らだったんですか…」と肩を落とした。

何故浜中が説教したのかというと、平野いわく現・Snow Manの向井康二に原因があるのだという。

平野は「きっかけは“ジーコ(=向井の愛称)”ですよ」と切り出し、「文一くんが舞台でアドリブをしてらっしゃって。一人でずーっと、客席もばんばんウケてる。ジーコは座長という立場で舞台を巻き戻さなきゃというプレッシャーもあって。文一くんに『巻いて。巻いて。巻いて』ということをしたんですよ」と語る。

舞台の最中、浜中がアドリブで時間を持たせていたところ、向井が「巻き(=早めにしてほしい)」の合図を出したという。

そのときは気づかなかったが今となっては分かるという平野。平野は「僕らは何も出来ていなくて、文一くんに頼りきりなのに、そういうことをしてしまったという」と語り、先輩の力を借りているのに無礼だったと回想した。

「みんな楽屋に呼ばれて」の後は、鬼の形相で浜中が待ち構えていたといい、永瀬は「後ろに悪魔が見えてましたからね」とその時の先輩・浜中の怒りようを表現。

しかし、説教も芸の肥やし。平野は「あれがあったからこそ、僕らもしっかりすることが出来た」と語る。

その後、平野と永瀬はKing & Princeに、向井はSnow Manに、とそれぞれ活躍の幅を広げた。松竹で流した涙が青春の汗となって彼らの成長を促したようだ。

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