9月14日のフジ系「VS嵐」にて嵐の櫻井翔が、大野智からリップクリームを借りて使用する場面があった。

ことの発端は長澤まさみ

この日の対戦ゲストの一人だった女優の長澤まさみは、今年の正月に放送されたSPドラマ「君に捧げるエンブレム」で櫻井と夫婦役を演じている。

そんな長澤は櫻井について「話を聞いているようで、聞いてない人っていうイメージがあります」という印象を語った。

ドラマ撮影の合間のことなのだろうか、長澤は「(櫻井が)質問しておいて、ちゃんと聞いてるのかと思ったら。わりと呑気にリップクリームを塗って、そっちに集中してるみたいなことがあって」と続ける。

ところが、これを聞いた嵐メンバーからは、長澤の意図しない反応が返ってきたのだ。

相葉雅紀が「(櫻井が)話を聞いてないな、っていう印象はないですけどね」と反論し、松本潤も「リップクリームを塗ってる姿を見たことがない」とする。櫻井と“人の話をそっちのけでリップクリームを塗る”という人物像が結びつかないというのだ。

嵐メンバーがこのような反証を見せると、長澤は「(リップクリームは)気持ちを高めるためだったんですかね?」と独自の分析を見せた。

自身の“リップクリームに夢中で人の話を聞かない”論争を終わらせるため、櫻井は「(長澤と)二人だけの控室とかが多かったから、それでかな?話の途中で僕が、集中力を切らしちゃったのかもしれないですね」と長澤の主張を認めるという手を打った。

すると、長澤は「なんか、逆にすみません。(私が一方的に)喋りすぎたのかもしれない。すみません」とシュンとした顔を見せる。

「誰かリップ持ってない?」

スタジオに微妙な空気が流れたところで、嵐メンバーは櫻井の“テンションが下がっている”と指摘を始めた。

そして、長澤の「(リップクリームは)気持ちを高めるためだった」という発言の流れを汲んだのであろうか、櫻井はスタジオの出演者たちに「誰かリップ持ってない?リップ持ってる人いない?」と“お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?”よろしくリップクリームを探し求めたのだ。

ここで、大野智がヒョイと自身のリップクリームを櫻井に差し出す。櫻井はそれを指を使って唇に塗り、“テンション回復”という仕草を見せた。

結果的に長澤の「(リップクリームは)気持ちを高めるためだった」という説を立証する形になった“リップクリーム”騒動。大野と櫻井によるリップクリームの連携に、スタジオの嵐ファンは割れんばかりの悲鳴を上げたのである。

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